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高齢者がゴミ出しできないときはどうする?ゴミ出し支援やサポート方法を紹介

2023年12月15日

高齢者がゴミ出しできないときはどうする?

離れて暮らす親が、足腰が悪くなりゴミ出しが大変と悩んでいませんか。

また、認知症の症状で曜日が分からなくなり、地域のゴミ出しルールを守れなくなる人もいるでしょう。

今回は、高齢者がゴミ出しできなくなる理由や、自治体によるゴミ出し支援制度を紹介します。離れていても親のゴミ出しをサポートする方法も解説しますので、高齢の親のゴミ出し問題に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

なお、この記事は奥州市で介護保険外(自費)サービスを展開するSOCIARAS(ソーシャラス)が解説します。当社は10分ワンコイン生活支援サービス資源ゴミの回収を承っています。ビンや新聞紙などの重い資源ゴミの処分にお困りの方は、ぜひご利用ください。

高齢者がゴミ出しできなくなる理由

高齢者がゴミ出しできなくなる理由

毎日の生活に欠かせないゴミ出しも、高齢になり足腰が不自由になると難しくなります。さらに、ゴミ出しは朝8時までなど、地域のルールで朝早い時間に行うことと決められているため、家事代行スタッフにはなかなか頼めず、サポートが難しい面があります。

ここでは、高齢者がゴミ出しするのが難しくなる理由をみていきましょう。

体力面でゴミを運べない

高齢になると、筋力の低下膝や腰の痛みにより、重いゴミ袋をゴミ収集所まで運ぶのが難しくなります。さらに、ゴミ収集所まで行くのに階段があったり、雨や雪が降ったりすると、転倒の危険性も高まります

高齢者の転倒は骨折の原因になりやすく、要介護や寝たきり状態につながるおそれもあるため、注意が必要です。

分別が細分化されて分からなくなった

昨今資源ゴミなど、分別が細分化され、正しい分別の仕方や収集日が分からず、ゴミを溜め込んでしまうケースも考えられます。

ルールを守らずに出されたゴミには「収集不可」シールが貼られ収集してもらえず、正しい曜日に出し直さなくてはなりません。しかし、収集してもらえなかったことに気づかず放置してしまうと、トラブルの元になる可能性があります。

認知症やセルフネグレクトの影響

認知症を発症すると、時間や場所の認識が難しくなり、ゴミ出しの曜日や時間帯のルールを守れなくなる方が多いです。ゴミ出しのルールを守れないと、やはり近隣住民とのトラブルを抱えることになります。

ゴミ出し支援制度がある自治体も

ゴミ出し支援制度がある自治体も

全国の34.8%の自治体で、ゴミを個別回収してくれるなどの「ゴミ出し支援制度」を行っています。(令和3年1月時点、参照:環境省「高齢者ごみ出し支援制度導入の手引き<地方公共団体向け>」)

奥州市にはまだゴミ出し支援制度がありませんが、岩手県内でゴミ出し支援制度を設けている市とその取り組みを紹介します。

一関市

一関市のゴミ出し支援制度の対象者は、65歳以上の高齢者のみの世帯や、要支援・要介護認定を受けていない人、近親者による支援を受けることが難しい人などです。

申請書を出し、市によって要件を満たすと判断されたら、自宅前に専用のゴミ収集コンテナが設置されます。そのコンテナに分別したゴミを捨てることができ、市の職員が所定の日(週1回)に戸別収集してくれます。1回あたりの費用負担は250円です。

盛岡市

盛岡市では、65歳以上の高齢者で一人暮らしの世帯や、身体に障がいのある方で一人暮らしの世帯などを対象にゴミ出し支援制度が設けられています。

自分で蓋付きバケツを用意し、そこに分別したゴミを入れることで、戸別回収してくれます。収集は週1回、料金は無料です。

離れて暮らす高齢の親のゴミ出しをサポートする方法

離れて暮らす高齢の親のゴミ出しをサポートする方法

実家に帰省した際に、ゴミが溜まっているのを見ると、親がきちんとゴミ出しをできているか心配になる方も多いでしょう。離れて暮らしていても、親がゴミ出しをできるようにサポートする方法には、以下のようなものが挙げられます。

  • ゴミ出しの日の朝に電話する
  • ゴミ出し用の台車を購入する
  • 社会福祉協議会やシルバー人材センターなどに相談してみる
  • 重い資源ゴミは業者に回収を依頼する

それぞれ詳しく説明します。

ゴミ出しの日の朝に電話する

曜日感覚がなくなり、ついゴミ出しを忘れてしまう親には、ゴミ出しの曜日の朝に電話をかけて、思い出してもらうようにしましょう。

週に2~3回連絡する機会になり、短い時間でも声を聞けると体調の変化なども気づきやすくなります

ゴミ出し用の台車を購入する

重いゴミを手で持って運ぶのが大変そうなら、ゴミ出し用に台車を使うのがおすすめです。ゴミ出しで使う台車は、荷台がカゴになっているものだと、ゴミ袋が落ちにくく使いやすいでしょう。

社会福祉協議会やシルバー人材センターに相談してみる

社会福祉協議会やシルバー人材センターなどは、有償ボランティアとして、高齢者をさまざまな面でサポートしてくれる場合があります。

奥州市社会福祉協議会「ささえあいの会」は、月曜日~土曜日の7:00~19:00に利用できるため、ゴミ出しについても相談してみるとよいかもしれません。

重い資源ゴミは業者に回収を依頼する

ビンや新聞紙などの重い資源ゴミは、家事代行や便利屋などに回収を依頼できます

当社ソーシャラスも10分ワンコイン生活支援サービスで、資源ゴミの回収を行っているので、ぜひお気軽にご依頼ください。

ゴミ出しが難しい高齢者は支援制度や生活支援サービスを活用しよう!

重いゴミ袋を収集所まで運ぶのは、足が悪かったり、認知症を患っていたりする高齢者にとっては難しいことです。

約35%の自治体で、ゴミの戸別回収などのゴミ出し支援制度が設けられていますが、制度がない地域では、台車を使うなどの工夫が求められます。

また、ビンや新聞紙などの重い資源ゴミを出すことも高齢者にとっては大変な作業です。当社ソーシャラスは、奥州市で介護保険外(自費)サービスを展開しており、10分ワンコイン生活支援サービス資源ゴミの回収や掃除、買い物代行などのサービスを提供しています。

生活支援サービスの料金は10分500円(ご利用は20分1,000円から)、サービス提供地域は奥州市で、以下の地域は出張料金がかかります。

  • 当社事業所より10km未満:無料
  • 当社事業所より10km以上:200円
  • 当社事業所より20km以上:500円

安否確認見守りサービスも提供しているので、離れて暮らす親御さまの様子をお知らせできます。

ご相談はお電話、もしくは以下のメールフォームからお気軽にご相談ください。